Calling

流してはいけない涙が
抱きしめて欲しいと君を呼ぶ

僕の記憶を浚ってまで
誰かのために笑わないで
今はただ朝を待つ
隣り合った星座の輝きのように

永遠に思えた季節は
確かにやわらかく息づいていた
終わりを運ぶ風に気付かずに…

言葉は優しさに勝てない
不意によぎるのは幻に似た事実

君が口にする僕の名前を
いつか幸せと呼べたなら
明日の空が雨でにじんでも
僕は泣かなくて済むのだろう

結局のところ君が笑ってくれるなら
それだけでいいんだ

何も変わらない昨日と今日
どこへともなく放り投げた感情を
君のために歌うから

そしてまた僕は呼び続ける
綺麗な意味を持ったその響きを

あたたかな腕に誰かを抱きしめる君の名を
自分は悲しいまでに純粋で欲張りな人間だと思います。
純粋=本能に忠実。
自分を支えてくれる想いに依存して、ネガティブを吐き出して。
私の笑顔を必要としている人に泣き顔を見せたら、
また嫌なループの繰り返しだから。