木洩れ陽はとても眩しくて すこしだけ 痛い 世界はふわふわとつかめなくて あなたを想う時間だけが 私の小さな心の中で 確かなものになっていく すべてを見せてしまうことは いつだって 怖くて ふたりで過ごす休日も 追いかけているはずの夢も 触れるだけで消えそうで 「ねぇ 誰よりも好きだよ」 あなたにはわかってほしい ここにいる私のことを 銀色の季節が訪れて 何もかも閉ざされてしまっても 続いていくこの気持ち 壊れそうなこの気持ち 私は生きている あなたと生きていく 人間が持つたくさんの気持ちもこわれもの。 信じられるのは、自分の気持ちだけ。 目に映る現在だけは、いつも変わらずここにある。 |