Summer

時計の音が痛いよ
君を待つほんの少しの間
胸に住みついたときめきが
いつからか銀色の棘に変わる

嫌われてるわけじゃないって
わかってるのにね……
気づけば一瞬の言葉が
深く深く君を傷つける

大切すぎた思い出たちを
消せるものなら消してしまいたい

好きだなんて言えないよ
好きだなんて言えないよ
太陽が見せてくれた幻に
幼すぎる恋をした 真実
出会った頃は不安がいっぱいで。
一人じゃないってわかるほど、一人になるのが怖い。
目に見えるものは全て幻影だった。
夏だし、暑いし、目眩の季節。